ダンサー用の就活支援サイトとかはあるのですが、「フリースタイルフットボール」の就活のサービスはさすがになかったので、少しでもアドバイスになればいいなと思い、自分の経験談含めてご紹介します。
結構JAMとか大会行くと質問してくれる人多いです
自分は大学卒業後、普通のサラリーマンとして会社に勤めており(2014年にWEB広告会社に入社、2023年に大手通信系会社のマーケ部署に転職)、実際フリースタイルフットボールとは全然違う仕事をしています。大学3年生〜4年生にかけて普通の大学生として就活をし、なんとか内定を取ることができた会社に今もお世話になっています。
卒業後、フリースタイルフットボールのイベントや会合には中々顔を出す機会が減ってしまいましたが、それでも久々に会った方は色々話をしてくれたりと有り難い限りです。
その中で案外多いのが、後輩からブラさん就活って何話しましたか?だったり、どんな会社受けましたか?という質問です。
その時にもある程度答えるようにはしているのですが、中々伝わりにくいのも多いと思うので今回はブログでサクッと書いてみるかと思った次第です。人によって為になる情報とそうでないものがあると思いますし、独断と偏見が入ってるのであくまでもご参考までに!
就活する前に自分の希望をしっかりと理解してみる
大前提、フリースタイルフットボールで食っていく!という気概がある人は就活しないほうがいい可能性があります。もちろん周りとの相談や自分自身との対話は必須ですが、なんとなくやるよりかは自分の好きだと思っていることに打ち込み続けるのはありだと僕は思います。
ただ、単に好きだから仕事にしたいとかではなく事業性とか将来性は考えたり自分の立ち位置は考えてやったほうがいいかなとは思います。
自分はプレーヤーとしてはトップレベルではなかったことと、パフォーマーとして生きていく気持ちはあまりなかったのと、シンプルにビジネスに触れてみたいという気持ちがあったので元々就活はする予定でした。
また、就活する際に大学生時代に打ち込んだフリースタイルフットボールの経験や実績は必ず役に立つだろうとも思っていたので、予定通りといえば予定通り就活始めた感じです。
その際に大事だったなーと思うのは、なんとなくでもいいですし細切れの感情でもいいと思いますので、自分を分解して何が大事な条件なのかどういう状況だと面白く生きれるのかとかそういった「自己分析」です。
フリースタイルフットボール打ち込んでいる人は、スタイルとかそういうこと考えるので自己分析には慣れてると思いますので、改めてやってみてください。その上でどの業界や企業を受けるのか絞っていくと良いと思います。
受ける業界や企業を選定してみる
自己分析が終わりましたら、それを基に受ける業界や企業を選定していきましょう。
といっても、どんな業界がいいとかよくわからん。。という方もいると思います(自分がそうでした。)
そういった方は、できるだけ創業年数が低い会社やここ5-10年(20年でもぎりOK)で市場が大きくなってきている業界に注目してみてはいかがでしょうか。
例えばインターネット広告とか、IT系の業界はいいと思います。メディアも悪くないですが、マスよりかはWEBよりの方がいいですね。
これには僕なりに2つ理由があって、1つ目はそもそも今後も会社が大きくなる可能性があること。2つ目は新しい会社や業界の方が「フリースタイルフットボール」とか新しいカルチャーやスポーツに対しての理解度が高く、興味を持たれたり評価されたりと採用の可能性が高くなるのではと考えているからです。
かくいう僕も、WEB広告の会社に入り、今も仕事をしています。
エントリーシートや自己PRを作ってみる
だいたい受ける業界や企業が決まったら、それぞれの企業の応募要項にそってエントリーシートの作成を開始しましょう。これは実際にエントリーしたり説明会に行かないとわからないことなので、それぞれ調べてみてください。
だいたいの構成としては、自己紹介とか自己アピール、学生時代取り組んだこととか社会人になったらやりたいこととかそういう系の話を1枚の紙にまとめてくださいねって感じです。履歴書とは別になります。
このエントリーシートというのが非常に曲者でして。。エントリーシートが微妙だと、そもそも面接まで辿り着く前に落とされるんですよね。。
フリースタイルフットボールの大会でいえば、動画予選的なやつです。めっちゃ準備する時間あったりなんども作り直しできるけど、基準とか見せ方が非常にむずい。。まずはここを突破しましょう。
フリースタイルフットボールをやっている人の自己アピールの中心は、やはりフリースタイルフットボールでしょう。もちろん他にゼミやバイトやってたらそれを書くのもありですが、ガチでやっていた人ほど余計に他の話をするより、フリースタイルフットボール軸で話をした方が差別化もできて良いと思います。
大会の結果とかはあんまり言わなくてもよい
大会の結果とか〇〇で優勝した実績もあります!とかは他の人から聞いてる限りでもあんまり言わなくてよさそうです。そもそもフリースタイルフットボール詳しい人が少ないので、全国レベルがどれくらいとか、何がすごいのかがわからないので大会の結果でアピールするのはよしましょう。甲子園とか全国高校さっかー選手権とかだったら流石にわかるけど、フリースタイルフットボールはまじで伝わらない。極端な話RBSSで優勝とかでもピンとこないと思う。。
それよりかはパフォーマンスをしたとかクリニックやったとか、ストリートやったとかそういう方が話としては面白みがあるようです。
フリースタイルフットボールを通じて何を得たか
これも必ず書いた方がいい内容です。できるだけ具体的に、そして自分にとっての人生の礎になっているようにしっかりと書いておくのがおすすめです。
自分がよくエントリーシートに書いていたのは、ヨーロッパでストリートしたことでどこでもお金を作ろうと試行錯誤することができる行動力を手に入れましたとか、サークルのHP作ってメンバーが集まったので改めてSNSやWEB集客のすごさに気づきましたとか、そんな感じの話をしていました。
ビジネスに直結していなくてもいいので、この人は思考力や応用が聞くなと思わせたり、一生懸命に打ち込めるんだなというのを伝えていきましょう。
基本的な書き方とかは本やWEBを参考に
だいたいフリースタイルフットボールで書けそうなネタを列挙できたら、基本的な書き方やルールを確認しながらエントリーシートを書いていきましょう。参考本を読むのもいいですが、ぶっちゃけだいたいググれば答えは出てきます。
いざ面接!ありのままで話そう
ちょっと話が飛んでしまいますが、エントリーシートも書けて実際に足ぎり突破!いざ面接までこぎつけたらあまり固くならずにありのままで話をすることを心がけましょう。
ある程度の敬語やマナーは守った方がいいですが、それ以上を求めても企業側からしたらどれもどんぐりの背比べなのであんまり重要視はしてません。(度が過ぎてマナーがなってなかったり言葉遣いがおかしかったりしなければオーケー。のはず。。)
それよりも、素直な自分やフリースタイルフットボールに対してかけてきた熱い気持ちを胸に就活にも挑みましょう。きっと伝わる企業がどこかにあるはずです。
仮に伝わらずに落ちたとしても、それは縁がなかった企業でありそもそも入ってもそういう者に対しての理解度が低ければ自分も馴染むことができなかったり納得した仕事はできない可能性が高いです。
ある程度開き直って、素直な自分で就活をするのがフリースタイルフットボーラーにとっての就活の近道ではないかなと勝手に思っております。。
まとめ
書いていてあんまり具体的な話ができなかったーと反省していますが、要は変にフリースタイルフットボール以外のネタを作ろうとしないで、一番大事にしてきたものを表に出して就活するのがいいと僕は思います。もちろんフリースタイル以外で打ち込んだりネタにできるものがあればそれは話すべきですが、もしフリースタイルフットボールに対しての気持ちが大きかったり、時間を費やしているのであればフリースタイルフットボールを軸に就活すべきだと思います。(営業職とか専門性低いのであればですけど。。)
また気が向いたら書けたら書きます!