マイナーな競技とされるフリースタイルフットボールですが世界では2万人ほど人口がいるといわれていますが、日本で人口がどれくらいいるのかまとめてみました。
フリースタイルフットボールをやっている人口
関係者による推測は1,000人以上1万人未満
これは正確な統計データがあるわけではないのですが、SNSをやっている人から大雑把に数えるとおおよそ1,000人~1万人くらいいるのではないかと関係者の間では推定されます。ちなみに、この人数は「フリースタイルフットボール」と意識してやっている人に限ります。例えば、サッカーのリフティングの延長でアラウンドザワールドやクロスオーバーをやる人はサッカーをやっていれば1度はやってみたりしているでしょうから、その人たちは除いた計算になります。
ちなみに自分は一度TwitterやInstagramのアカウント数を数えたことがあるのですが、500超くらいで挫折しました。。笑
他のフリースタイルフットボール歴が長い人にも聞いても1,000人以上1万人未満といった回答が多いので、おおよそそれくらいなんだと思います。ただ、フリースタイルフットボールはがっつりやっていた時期からほとんどやらなくなってしまった時期に入っている人もいたりするので、アクティブな人口と非アクティブも含めた累計人口でもまた大きく変わってくるとは思います。
競技人口からの推定は5,000人
また、後述する競技人口から逆算して推測することもできます。世界のフリースタイルフットボールの人口はおよそ2万人とされていますが、2020年のオンラインかつオープン(誰でも参加可能)開催となったレッドブルストリートスタイルでは、おおよそ400人ほどがエントリーしました。
そこから計算すると、おおよそ競技人口の2%がエントリーしていることになるので、国内大会へのエントリーが約100人ですので100÷2%=5,000人となります。
先ほどの大雑把な推測の1,000人以上1万人未満ともちょうど合うので、あながち間違っていないような気はしています。
フリースタイルフットボールの競技人口
では実際に国内や海外で開かれている大会に参加していたり、参加したことがある人の人口はどれくらいいるのでしょうか?先行して触れましたが、毎年開かれている国内No.1を決める大会であるJFFCはおおよそエントリーが100名いかないくらいです。
少なっ!と思われるかもしれませんが、これには2つの理由があります。
1つ目は単純にフリースタイルフットボールの競技としての認知や必要性が少ないことや、部活やクラブとして地域や各カテゴリーでコミュニティがあるわけでもないので、フリースタイルフットボールをやっているからといって自然と大会に出ようとはならないことが挙げられます。
2つ目はレベルが高すぎてエントリーしても結果が得られないので最初から出ないというパターンです。実際、2019年までは予選から32名まで絞られますがこの32までに残るのがえげつない難易度であり、1個手前の64ですらグループから勝ち上がらないといけないので技が一通りできるくらいでは到底勝てないといったハードルがあります。そのため、かなりの玄人でないと大会に出ないというような雰囲気になってしまっています。(もちろん、出場選手や開催者はいろんな人が出ることに対してウェルカムではあります。)
フリースタイルフットボールの人口についてまとめ
以上が自分が知っている限りのフリースタイルフットボールの推定人口なのですが、時代が進んで何かしらの情報で正確に人口がわかる日が来るといいなと願っています。。笑
ちなみにサッカーの人口は400万人以上とのことなので、サッカーやっている人の0.1%ほどしかフリースタイルフットボールはやってないことになります。めっちゃ少ないですね笑
余談ですが、2022年時点で唯一の公認サークルである明治大学のフリースタイルフットボールサークルPelusaはだいたい20-30名くらいは在籍できているらしく(自分が設立した時のMAXは10-20名)、他のサッカーサークルの人数がおおよそ400名くらいなので、4-5%の割合となります。先ほどの0.1%の割合と比べると比率がかなり上がりました。いつか全国的にもフリースタイルフットボールをやっている人がサッカー人口の5%くらい、、は欲張りすぎな気もするので、まずは100人に1人はやってる1%くらいに増えると楽しそうですね。(それでも地域のサッカーチームはおろか、市のトレセンとかでやっと1人くらいだからやっぱ気軽に仲間作るのって難しそうだなぁ。。)