リフティングのコツ10選と練習方法!初心者・小学生が上達するやり方を解説

サッカーのアンカーとは?ボランチとの違い・役割・必要な能力をわかりやすく解説

目次

サッカーの「アンカー」とは?

サッカーのアンカーとは、中盤の最も後ろでプレーする守備的ミッドフィールダー(DMF)の役割を指します。

名前の由来は英語の「Anchor(錨)」です。船が流されないように支える錨のように、チームのバランスを保ち、守備の中心となることからこの名前で呼ばれています。

アンカーは主に4-3-3や4-1-4-1などのフォーメーションで採用されることが多く、DFラインの前で相手の攻撃を防ぎながら、攻撃の組み立てにも関わる重要なポジションです。


アンカーはどこのポジション?

アンカーは、中盤の中央でも最も後方に位置します。

イメージすると以下のようになります。

   FW

 IH   IH

  DMF
 (アンカー)

SB CB CB SB

   GK

アンカーの前にはインサイドハーフや攻撃的MFが配置されることが多く、その後方で攻守のバランスを取る役割を担います。


アンカーの役割

アンカーには、守備だけでなく攻撃面でも重要な役割があります。

① 守備のフィルターになる

最も重要なのが、相手の攻撃をDFラインまで通さないことです。

アンカーは、

  • 縦パスを防ぐ
  • パスコースを限定する
  • ボールを奪う

など、中盤で相手の攻撃を止める役割を担います。

優秀なアンカーがいるチームは、センターバックへの負担を大きく減らせます。


② 攻撃の起点になる

アンカーは、DFからボールを受けて攻撃をスタートさせる役割もあります。

例えば、

  • 縦パスを入れる
  • サイドへ展開する
  • 攻撃のテンポを調整する

など、試合のリズムを作る存在です。

相手のプレッシャーを受けながらも、正確にボールをさばく技術が求められます。


③ 攻守のバランスを取る

SBが高い位置まで攻撃参加した場合は、そのスペースをカバーします。

逆に、攻撃時には後方に残ってカウンターへの備えを行うことも重要です。

攻撃と守備の切り替えで常に適切なポジションを取ることが求められます。


④ 試合全体をコントロールする

アンカーはピッチ中央でプレーするため、試合全体を見渡せるポジションです。

状況に応じて、

  • 攻撃を速める
  • ボールを落ち着かせる
  • 守備陣へ指示を出す

など、ゲーム全体をコントロールする役割も担います。


アンカーとボランチの違い

アンカーとボランチは似た意味で使われますが、厳密には少し違います。

アンカーボランチ
中盤の最も後ろでプレーする役割守備的MF全般を指すことが多い
1人で配置されることが多い1人でも2人でも採用される
守備のバランスを重視攻守両方に関わる
4-3-3で採用されやすい4-2-3-1など幅広いシステムで採用

つまり、アンカーはボランチの一種と考えると分かりやすいでしょう。


アンカーとインサイドハーフの違い

アンカーとインサイドハーフは同じ中盤でも役割が異なります。

アンカーインサイドハーフ
中盤の底でプレーする中盤の左右でプレーする
守備やビルドアップが中心攻撃参加が多い
バランスを取る役割得点やアシストにも絡む

インサイドハーフが前線へ飛び出しやすいように支えるのも、アンカーの重要な仕事です。


アンカーに向いている選手の特徴

視野が広い

アンカーは試合全体を見ながらプレーします。

ボールを受ける前から周囲を確認し、最適なプレーを選ぶ力が必要です。


パス精度が高い

攻撃の起点になるため、

  • 縦パス
  • サイドチェンジ
  • ショートパス

などを正確に出せる技術が欠かせません。


守備力が高い

タックルだけでなく、

  • ポジショニング
  • インターセプト
  • カバーリング

など、相手の攻撃を未然に防ぐ能力が求められます。


冷静な判断ができる

アンカーはプレッシャーを受ける場面が多いポジションです。

慌てずに最適なプレーを選択できる選手ほど活躍できます。


アンカーで有名なサッカー選手

セルヒオ・ブスケツ

アンカーの代表格として知られる選手です。

卓越したポジショニングとパスワークで、長年にわたり世界トップレベルのプレーを見せました。


ロドリ

現代サッカーを代表するアンカーの一人です。

守備力だけでなく、攻撃の組み立てやゲームコントロールにも優れています。


遠藤航

日本代表でもアンカーとして起用されることが多く、高いボール奪取能力とリーダーシップが魅力です。


守田英正

状況判断に優れ、攻撃の起点にもなれる万能型の守備的MFです。

アンカーとしてもボランチとしても高いレベルでプレーしています。


アンカーを上達させるコツ

ボールを受ける前に周囲を見る

常に首を振り、味方や相手の位置を確認する習慣を付けましょう。

次のプレーをイメージしておくことで、プレッシャーを受けても落ち着いて対応できます。


シンプルなプレーを心掛ける

難しいプレーを狙いすぎると、中盤でボールを失うリスクが高まります。

ワンタッチやツータッチを意識し、確実につなぐことが大切です。


守備のポジショニングを意識する

ボールばかり追いかけるのではなく、相手のパスコースを消す位置取りを身に付けましょう。

優れたアンカーほど、派手なタックルではなくポジショニングで相手の攻撃を防いでいます。


よくある質問

アンカーとはどんなポジションですか?

中盤の最も後ろでプレーし、守備と攻撃のバランスを取る守備的ミッドフィールダーです。


アンカーとボランチは同じですか?

似ていますが同じではありません。

ボランチは守備的MF全般を指すことが多く、アンカーはその中でも中盤の底でプレーする役割を表す言葉です。


アンカーは守備だけをするポジションですか?

いいえ。守備だけでなく、攻撃の組み立てや試合のテンポをコントロールする役割も担います。


まとめ

アンカーは、中盤の最も後ろで攻守のバランスを支える重要なポジションです。

主な役割は以下の4つです。

  • 守備のフィルターとなる
  • 攻撃の起点になる
  • チーム全体のバランスを取る
  • 試合のテンポをコントロールする

ボランチと似た役割ですが、アンカーは特に中盤の底でプレーし、守備の安定とビルドアップを担う存在です。試合を観戦する際は、アンカーのポジショニングやパスの選択にも注目すると、サッカーの戦術をより深く理解できるでしょう。

目次