サッカーでフォワードを任されると、「どんな性格の人が向いているの?」「積極的でないとできない?」「子どもがFWに向いているか知りたい」と気になる方も多いでしょう。
結論からいうと、フォワードに向く性格はひとつではありません。積極性や切り替えの早さは武器になりますが、おとなしい性格でも、冷静な判断力や観察力、技術を生かして活躍できます。
この記事では、サッカーのフォワードに向いている性格や特徴、必要な能力、子どものポジション選びで意識したいポイントまでわかりやすく解説します。
サッカーのフォワードに向いている性格は?
フォワードには、ゴールを狙う積極性、失敗しても次のチャンスへ向かう切り替えの早さ、相手DFとの駆け引きを楽しめる性格などが向いているといえます。
ただし、性格だけでポジションが決まるわけではありません。フォワードにもセンターフォワード、セカンドトップ、ウイングなどさまざまな種類があり、求められる特徴も異なります。
フォワード全体の種類や役割については、サッカーのフォワードとは?種類・役割や動き方も参考にしてください。
フォワードに向いている人の特徴
ゴールを狙うことが好き
フォワードは得点に最も近いポジションです。シュートを打つことやゴール前へ入っていくことを楽しめる選手は、FWの役割と相性がよいでしょう。
失敗しても切り替えられる
フォワードはシュートを外したり、相手DFにボールを奪われたりする場面が多いポジションです。1回のミスを引きずらず、次のチャンスでもう一度ゴールを狙えることは大きな強みになります。
積極的にプレーできる
ゴール前では「自分が決める」という意識が必要になる場面があります。パスを選ぶべき場面もありますが、シュートを打てるのに遠慮してしまうと得点の機会を逃してしまいます。
相手との駆け引きが好き
フォワードは相手DFと何度も駆け引きをします。足元で受けると見せて裏へ走る、裏へ行くと見せて下がるなど、相手の動きを見ながら逆を取ることを楽しめる選手は向いています。
勝負するのが好き
1対1で相手を抜く、GKとの勝負でシュートコースを選ぶなど、フォワードには勝負の場面が多くあります。プレッシャーのある状況でも挑戦できる選手は強みを生かしやすいでしょう。
周りを見ながら動ける
フォワードは自分で得点するだけのポジションではありません。味方の位置を見てスペースを空ける、パスコースを作る、相手DFを引きつけるなど、周囲を考えながらプレーする力も重要です。
「性格が強い・気が強い人」しかフォワードはできない?
フォワードは積極性が必要なため、「気が強い人のポジション」というイメージを持たれることがあります。しかし、必ずしもそうではありません。
大きな声を出したり、目立つ性格だったりしなくても、ゴール前で冷静に判断できる選手、相手DFの動きを観察できる選手、必要な場面で思い切ってシュートを打てる選手は十分にFWで力を発揮できます。
普段の性格と、試合中のプレースタイルは必ずしも同じではありません。性格だけで「FW向きではない」と決めつけないことが大切です。
おとなしい性格でもフォワードはできる?
もちろんできます。おとなしい性格でも、試合中に必要なプレーを判断できれば問題ありません。
例えば、相手DFの背後を静かに狙い続けるタイプや、ゴール前で冷静にシュートコースを選べるタイプは、フォワードで大きな武器を発揮できます。
大切なのは「声が大きいか」「普段から積極的か」ではなく、試合の中で必要な場面にチャレンジできるかどうかです。
フォワードは自己中心的な性格の方がいい?
ゴール前では自分でシュートを選ぶ積極性が必要ですが、自己中心的であればよいわけではありません。
味方がより良い位置にいるならパスを出す、味方のためにスペースを作る、前線から守備をするなど、チームのための判断も重要です。
フォワードに必要なのは、何でも自分でプレーすることではなく、シュートを狙うべき場面では迷わず狙い、味方を使うべき場面では使える判断力です。
フォワードに必要なメンタル
ミスを引きずらない
シュートを外しても、次のチャンスが来る可能性があります。「さっき外したから次も怖い」と消極的になるのではなく、次のプレーに集中することが重要です。
何度でも動き直す
一度裏へ走ってパスが来なくても、そこで止まらず次の動きを続けます。フォワードはボールを触れない時間も長いため、何度でも動き直せることが大切です。
ゴール前で慌てない
決定機ほど焦りやすくなりますが、GKの位置や空いているコースを確認して落ち着いて選択できることも重要です。
性格より重要?フォワードに必要な能力
実際のポジション適性では、性格だけでなくプレー面の特徴も重要です。
- シュートの正確性
- トラップ
- 裏への動き出し
- ポストプレー
- ドリブル
- ヘディング
- 周囲を見る力
- 相手DFとの駆け引き
- ゴール前での判断力
例えば足が速ければ裏抜け型、フィジカルが強ければポストプレー型、技術や視野があればチャンスメイク型など、長所によって活躍の形は変わります。
フォワードの種類によって向いている特徴は違う
センターフォワード
相手CBと競り合う場面が多いため、ゴールへの積極性や体を張ることを苦にしない選手は強みを生かしやすいでしょう。ただし、スピードや動き出しを武器にするタイプもいます。
セカンドトップ
自分で得点するだけでなく、味方との連係やチャンスメイクも多いため、周囲を見ながら考えてプレーすることが好きな選手と相性があります。
ウイング
サイドで1対1になる機会が多く、ドリブルで仕掛けることやスピードを生かしたプレーが好きな選手に向いています。一方、パスやクロスを武器にするタイプもいます。
子どもがフォワードに向いているか見るポイント
子どものポジションを考える場合も、「性格が積極的だからFW」「おとなしいからDF」と単純に決めない方がよいでしょう。
例えば、ゴールを決めることを楽しんでいるか、ボールがなくてもゴール前へ動けるか、何度失敗してもチャレンジできるか、相手との1対1を楽しめるかなど、実際のプレーを見ることが大切です。
小学生年代ではさまざまなポジションを経験することで、自分では気づかなかった長所が見つかることもあります。ひとつの性格診断だけでポジションを固定せず、本人が楽しめる役割も考えてみましょう。
フォワードに向いていない性格はある?
「この性格なら絶対にフォワードに向かない」と決められるものはありません。
ただし、シュートできる場面でも常に他人へ譲ってしまう、失敗を恐れてゴール前へ入れない、ボールが来ないと動きを止めてしまうといったプレーが続く場合は、フォワードとして改善したいポイントになります。
これらは生まれつきの性格というより、経験や練習で変えられる部分も多くあります。
フォワードの性格についてよくある質問
フォワードはどんな性格が向いている?
ゴールを狙うのが好き、失敗後の切り替えが早い、相手との駆け引きや勝負を楽しめるといった特徴は役立ちます。ただし、性格だけで適性が決まるわけではありません。
おとなしい子でもフォワードになれる?
なれます。普段の性格がおとなしくても、試合でゴールを狙ったり相手の動きを観察したりできれば十分に活躍できます。
フォワードはメンタルが強くないと無理?
失敗から切り替える力は重要ですが、最初から強いメンタルを持っている必要はありません。試合や練習の経験を重ねることで身につけていけます。
フォワードはわがままな方がいい?
わがままである必要はありません。シュートを打つ積極性と、味方を使う判断力の両方が重要です。
まとめ|フォワードの適性は性格だけで決まらない
フォワードには、ゴールへの積極性、ミスからの切り替え、相手との駆け引きを楽しむ姿勢などが役立ちます。
一方で、おとなしい性格でも冷静さや観察力を武器にできますし、センターフォワード、セカンドトップ、ウイングなど役割によって向いている特徴も変わります。
性格だけでポジションを決めず、実際のプレー、技術、本人が楽しいと感じることも含めて適性を考えるのがおすすめです。
