『ブルーロック』に登場する雪宮剣優(ゆきみや けんゆう)が放った新シュート、剣撃墜弾(ソードスクリュー)。
雪宮はもともと「無揚力蹴弾(ジャイロシュート)」という強烈なシュートを武器にしていましたが、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)のマンシャイン・C戦でさらに進化。
ジャイロシュートにより強い斜め回転を加えることで、鋭く曲がりながら落ちる「ソードスクリュー」を生み出します。
この記事では、
- ソードスクリュー(剣撃墜弾)とはどんな技なのか
- 雪宮のジャイロシュートとの違い
- ソードスクリューの軌道・原理
- クリス・プリンスのシュートとの関係
- 現実のサッカーでも再現できるのか
- ソードスクリューに近いシュートの蹴り方
などを、サッカー・フリースタイルフットボールの視点も交えながら解説します。
※この記事は『ブルーロック』新英雄大戦のネタバレを含みます。
雪宮剣優のソードスクリュー(剣撃墜弾)とは?
剣撃墜弾(ソードスクリュー)とは、雪宮剣優が新英雄大戦のマンシャイン・C戦で生み出した新たなシュートです。
雪宮がもともと得意としていた「無揚力蹴弾(ジャイロシュート)」をベースにしながら、ボールへさらに強烈な斜め回転を加えています。
その結果、通常のジャイロシュート以上に大きく曲がりながら急激に落ちる軌道を実現しました。
作中では御影玲王がシュートコースへ入りブロックしようとしますが、ボールはその予測を超えるような軌道を描き、ゴールへ。
雪宮のシュート技術がさらに進化したことを象徴する必殺シュートです。
剣撃墜弾(ソードスクリュー)の読み方・意味
技名は、
剣撃墜弾(ソードスクリュー)
と書きます。
「ソード(Sword)」は英語で「剣」、「スクリュー(Screw)」には「ねじ・らせん状に回転する」といった意味があります。
つまり技名からも、
剣のように鋭く、回転しながらゴールへ突き刺さるシュート
というイメージができます。
「雪宮剣優」という名前ともリンクしているのが面白いところです。
雪宮剣優の武器はジャイロシュート
ソードスクリューを理解するには、まず雪宮が以前から使っていた無揚力蹴弾(ジャイロシュート)を知っておく必要があります。
雪宮は1対1での強烈なドリブル突破に加えて、ジャイロシュートを武器とする選手です。
ジャイロシュートは、一度高く上がったボールがゴール付近で急激に落下するのが特徴。
一般的なシュートとは異なる軌道を描くため、GKにとって非常にタイミングを合わせにくいシュートです。
さらに約30m離れた位置からでもゴールを狙えるため、雪宮にとってはドリブル突破と並ぶ大きな得点パターンになっています。
ソードスクリューとジャイロシュートの違い
ソードスクリューは、まったく新しいシュートというよりも、雪宮のジャイロシュートを進化させた技と考えると分かりやすいでしょう。
| 技 | 特徴 |
| ジャイロシュート | 高く上がったボールが急激に落ちる |
| ソードスクリュー | 斜め回転を強め、曲がりながらさらに鋭く落ちる |
特に重要なのが回転軸です。
ソードスクリューでは、ジャイロシュートの軌道にさらに斜め方向への強い回転を加えています。
そのため、単純に縦方向へ落ちるだけではなく、横へ逃げながら鋭く落ちるような複雑な軌道になります。
ソードスクリューが生まれたきっかけはクリス・プリンス
雪宮がソードスクリューを生み出すヒントになったのが、マンシャイン・Cの指導者であるクリス・プリンスです。
クリスはバスタード・ミュンヘン戦で、特殊な回転をかけた強烈なシュートを放ちます。
雪宮はそのシュートを目にして、自分のジャイロシュートへ応用。
自分がすでに持っている武器に、別の選手の技術から得たアイデアを加えることで、ソードスクリューという新しいゴールの形を作り出しました。
ブルーロックでは、他人の能力やプレーからヒントを得て自分の武器を進化させる「化学反応」が何度も描かれています。
ソードスクリューも、その一例といえるでしょう。
ソードスクリューの軌道はどうなっている?
ソードスクリュー最大の特徴は、その予測しにくい軌道です。
作中の描写を整理すると、
① シュートを高く蹴り出す
↓
② 強烈な斜め回転によってボールが変化
↓
③ ゴール付近で鋭く落下
↓
④ ブロックをかわすような軌道でゴールへ
というイメージです。
ただ落ちるだけならGKも軌道を予測できます。
しかしソードスクリューの場合、横方向への変化も加わるため、「ここに来る」と予測した位置からさらにボールが逃げるような軌道になります。
ソードスクリューの原理をサッカー目線で考える
では、ソードスクリューのようなシュートは現実のサッカーでも可能なのでしょうか。
ポイントになるのがボールの回転とマグヌス効果です。
回転するボールが空中を進むと、ボール周辺の空気の流れによって進行方向に対して横方向・上下方向へ力が働きます。
これが、カーブシュートやドライブシュートが曲がったり落ちたりする理由の一つです。
例えば横回転を強くかければ、ボールは左右へ曲がります。
縦回転をかければ、ドライブシュートのようにボールを落下させることができます。
そして回転軸を斜めにすれば、
横へ曲がる+縦へ落ちる
という2つの変化を組み合わせることができます。
ソードスクリューは、この現象をブルーロックらしく極端に強調したシュートと考えるとイメージしやすいでしょう。
ソードスクリューは現実でも蹴れる?
結論として、作中とまったく同じソードスクリューを再現するのはかなり難しいでしょう。
特にブルーロックでは、シュートの変化が視覚的に分かりやすくなるよう漫画的な演出も加えられています。
一方で、
- 強いカーブをかける
- 縦回転で急激に落とす
- 斜めの回転軸を作る
- 曲がりながら落ちるシュートを蹴る
といった要素自体は、現実のサッカーでも可能です。
つまり、ソードスクリューそのものは漫画的でも、そのベースとなっているボールの変化は実際のサッカーにも存在すると考えられます。
ソードスクリューに近いシュートの蹴り方
ソードスクリューに近い軌道を狙うなら、ポイントになるのは斜め回転です。
いきなり雪宮のような軌道を狙うのではなく、まずはカーブシュートとドライブシュートをそれぞれ蹴れるようにするのがおすすめです。
① ボールの中心から少し外側を蹴る
ボールの中心を真っすぐ蹴るのではなく、少し外側を捉えます。
中心からずらすことで、ボールへ回転を与えやすくなります。
② ボールを斜めに擦る
単純な横回転ではなく、縦方向の回転も入るように斜めへ擦り上げる・振り抜くイメージを持ちます。
これによって「曲がる」と「落ちる」を両立した軌道を狙います。
③ まずは回転を確認する
最初からゴールを狙う必要はありません。
ボールを蹴ったあと、回転軸がどの方向を向いているのかを確認してみましょう。
フリースタイルフットボールでもそうですが、特殊なボールコントロールを練習するときは、成功・失敗だけでなくボールがどう回転しているかを見ることが重要です。
④ 徐々にシュートスピードを上げる
回転をかける感覚が分かってきたら、徐々に強く蹴ってみましょう。
強く蹴ろうとすると回転が抜けやすくなるため、まずはスピードよりも狙った回転をかけることを優先するのがおすすめです。
ソードスクリューは何巻・何話で登場する?
ソードスクリューが登場するのは、新英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)のバスタード・ミュンヘン対マンシャイン・C戦です。
この試合では潔世一・雪宮剣優・ミヒャエル・カイザーのエゴが激しくぶつかります。
特に雪宮にとっては、自分自身の理想と現実のギャップを突きつけられる重要な試合。
試合終盤、潔から送られたボールを受けた雪宮が新たに放ったシュートこそ、剣撃墜弾(ソードスクリュー)です。
単なる新技の初披露ではなく、雪宮の考え方やエゴの変化まで含めて印象的なシーンになっています。
ソードスクリューで雪宮剣優が決勝ゴール
ソードスクリューが印象的なのは、技の凄さだけではありません。
マンシャイン・C戦終盤、潔は自分自身がゴールを決めるのではなく、雪宮へラストパスを送ります。
そこから雪宮が放ったのがソードスクリュー。
御影玲王のブロックをかわすような変化を見せ、バスタード・ミュンヘンの決勝ゴールとなりました。
雪宮は試合中、潔と激しく対立していました。
それでも最後には潔のパスから雪宮がゴールを決める。
技だけでなく、二人の関係を考えても非常に重要なゴールです。
雪宮剣優はどんな選手?
雪宮剣優は、ブルーロック二次選考を突破したFWの一人です。
| 名前 | 雪宮剣優(ゆきみや けんゆう) |
| 年齢 | 18歳 |
| 学年 | 高校3年生 |
| 身長 | 184cm |
| 出身地 | 宮崎県 |
| 誕生日 | 4月28日 |
| 主な武器 | 1vs.1・ドリブル・ジャイロシュート |
普段は丸メガネをかけ、モデルとしても活動する美少年。
一見するとテクニック主体の選手に見えますが、実際のプレースタイルはかなりパワフルです。
パワーとスピードを生かした「剛」のドリブルを得意とし、1vs.1ではブルーロック最強を自負するほどの突破力を持っています。
さらにジャイロシュート、そしてソードスクリューという飛び道具も持っているため、自分一人で相手を抜いてシュートまで完結できるのが雪宮の大きな強みです。
FFnet的にはソードスクリューは再現してみたいブルーロック技
ブルーロックには現実では再現が難しい必殺技も多数登場しますが、個人的にソードスクリューは実際に蹴って検証してみると面白そうな技だと思います。
もちろん漫画とまったく同じ軌道を再現するのは難しいでしょう。
しかし、
- ドライブ回転
- カーブ回転
- 斜め回転
- シュートスピード
を調整しながら、「どこまでソードスクリューに近い軌道を作れるのか?」を試すことはできます。
無回転シュートなどとは違い、自分から意図的に強い回転を与える必要があるため、ボールの蹴る位置や足の振り抜き方によって軌道がかなり変わるのも面白いところです。
今後実際に再現できた場合は、動画なども追加してみたいと思います。
まとめ|雪宮剣優のソードスクリューはジャイロシュートの進化版
剣撃墜弾(ソードスクリュー)は、『ブルーロック』の雪宮剣優が新英雄大戦で生み出した新たなシュートです。
雪宮がもともと武器としていた無揚力蹴弾(ジャイロシュート)をベースに、さらに強い斜め回転を加えた進化版と考えると分かりやすいでしょう。
ソードスクリューのポイントをまとめると、
- 雪宮剣優の新シュート
- 正式名称は「剣撃墜弾(ソードスクリュー)」
- ジャイロシュートをベースとしている
- 斜め回転を強めている
- 曲がりながら鋭く落ちる軌道
- クリス・プリンスのシュートからヒントを得ている
- マンシャイン・C戦の決勝ゴールとなった
となります。
漫画のような極端な変化を完全再現するのは難しいものの、斜め回転によって「曲がる+落ちる」シュートを蹴ること自体は現実のサッカーでも可能です。
ブルーロックの必殺技として楽しむだけでなく、「実際にはどんな回転をかければ近い軌道になるのか?」というサッカー目線で考えてみても面白い技ではないでしょうか。
