『ブルーロック』の0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)とは、凪誠士郎がネオ・エゴイストリーグで披露した新しいターン技です。
ゴールへ背中を向けた状態からボールを完全にコントロールし、一瞬で体の向きを変えて前を向くことで、プレーをいったん「0」に戻して自分から攻撃を作り直すのが大きな特徴です。
凪といえば、これまでは御影玲王や潔世一などから届くパスへ反応し、天才的なトラップでゴールを生み出す「受け手」としての印象が強い選手でした。
しかしマンシャイン・シティでは、クリス・プリンスやアギから「自分からゲームを作ること」を求められます。
その変化を象徴する技の一つが、0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)です。
この記事では、0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)とはどんな技なのかをはじめ、凪が使った場面、何話・何巻で登場するのか、技の仕組み・やり方、ブラックホールトラップとの関係、現実のサッカーでも再現できるのかまで詳しく解説します。
※この記事には『ブルーロック』原作・ネオ・エゴイストリーグ編のネタバレを含みます。
0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)とは?
0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)とは、凪誠士郎が使用するボールの勢いを完全にコントロールしながら一気に反転し、ゴール方向へ前を向くターン技です。
原作では凪がゴールへ背中を向けた状態で相手DFからプレッシャーを受けながら、素早い反転によって一気に前向きの状態へ移行します。
動きを簡単にすると、
- ゴールへ背中を向けた状態でボールを受ける
- ボールの勢いを完全にコントロールする
- 相手を背負いながら反転する
- 一気にゴール方向へ体を向ける
- そこから自分でドリブル・ゲームメイクを始める
という技です。
単なる「振り向くターン」ではなく、トラップによって一度ボールの状態を完全にリセットし、そこから自分自身で次のプレーを始めるところが重要です。
ゼロ・リセットターンを使うのは凪誠士郎
この技を使用するのは、『ブルーロック』屈指の天才プレイヤー凪誠士郎です。
凪最大の武器は、圧倒的なトラップ能力。
これまでも、
- 全吸収トラップ(ブラックホールトラップ)
- 二段式空砲直蹴撃
- 空中トラップ
- 背中トラップ
- 五連式回天空砲蹴撃
など、ボールを止める・浮かせる・残す能力を活かした超絶技を数多く披露しています。
ゼロ・リセットターンも、凪の「ボールの状態を一瞬で自分のものにできる」トラップ能力があるからこそ成立する技です。
0強制終了回転は何話?
0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)が登場するのは、原作第178話「前向いていきまっしょい」です。
マンシャイン・シティ対バスタード・ミュンヘン戦の序盤で、凪が新しいプレースタイルを披露する場面で使用します。
凪は相手を背負った状態から反転し、ゴールへ前を向きます。
それを見た潔世一も、「凪が自分でドリブルしている」「自分からゲームメイクしようとしている」ことに驚きます。
これまでの凪とは違う「自分から始めるサッカー」が描かれる重要な回です。
0強制終了回転は何巻?
第178話は、『ブルーロック』単行本21巻に収録されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 技名 | 0強制終了回転 |
| 読み | ゼロ・リセットターン |
| 使用者 | 凪誠士郎 |
| 登場話 | 第178話「前向いていきまっしょい」 |
| 収録巻 | 21巻 |
| 所属 | マンシャイン・シティ |
| 試合 | マンシャイン・シティ vs バスタード・ミュンヘン |
ゼロ・リセットターンだけでなく、マンシャイン・シティで肉体改造した凪の新しいプレースタイルを見たい場合は21巻がおすすめです。
なぜ「0強制終了回転」という名前?
技名を分解すると、その意味がわかりやすくなります。
「0(ゼロ)」
凪はボールの勢いをトラップによって限りなく0に近づけることができます。
相手から届いたパスの方向・スピード・勢いを一度消し、何にも縛られていない状態へ戻すイメージです。
「強制終了」
それまで進んでいたプレーを、凪のトラップによって一度終了させます。
つまり「味方から来たパスの流れ」をそのまま続けるのではなく、凪自身が一度終わらせるわけです。
「回転(ターン)」
ボールをリセットした状態から一気に体を回転させ、ゴール方向へ向き直ります。
まとめると、「ボールの動きを一度0へ強制的に戻し、その状態からターンして新しいプレーを始める」という技名です。
ゼロ・リセットターンが生まれた理由
ゼロ・リセットターンは、凪誠士郎のプレースタイルを変えるために生まれた技といえます。
それまでの凪は、味方から送られてくるボールへ反応する能力に優れていました。
つまり、
- 玲王がパスを出す
- 潔がプレーを作る
- 凪が天才的なトラップで仕上げる
という「受動的な天才」だったわけです。
マンシャイン・シティでは、アギやクリス・プリンスから自分で考え、自分から攻撃を作ることを求められます。
そこで重要になるのが、ボールを受けた瞬間にプレーをリセットし、自分の判断で次を選べるゼロ・リセットターンです。
0強制終了回転の仕組み
ゼロ・リセットターンは、凪らしいトラップ能力と身体能力を組み合わせた技です。
①相手を背負ってボールを受ける
まずはゴールへ背中を向けた状態でパスを受けます。
この時点では前方へ進めないため、通常なら味方へ戻したりボールをキープしたりする場面です。
②ボールの勢いを完全に消す
凪はトラップによってパスの勢いを殺します。
ボールが大きく跳ねないため、自分の足元ですぐ次の動作へ移れます。
③相手との接触を利用して体を入れる
凪はマンシャイン・シティで鍛えたフィジカルも利用します。
相手DFへ簡単に押し負けず、体を使ってボールを守ります。
④一気にターンする
ボールの勢いが0になった瞬間、自分の体を素早く回転させます。
これによって背中を向けていた状態から、一気にゴール方向へ前を向きます。
⑤自分から次のプレーを選ぶ
ここが技の本質です。
前を向いた凪は、
- ドリブル
- パス
- シュート
- 味方との連携
を自分で選択できます。
単にDFをかわすためのターンではなく、プレーの主導権を凪自身へ戻す技なのです。
ゼロ・リセットターンとブラックホールトラップの違い
凪の技として似ているのが全吸収トラップ(ブラックホールトラップ)です。
| 比較 | ブラックホールトラップ | ゼロ・リセットターン |
|---|---|---|
| 使用者 | 凪誠士郎 | 凪誠士郎 |
| 最大の特徴 | ボールの勢いを完全に吸収 | トラップ後に一気に反転 |
| 目的 | ボールを足元へ止める | 前を向いて攻撃を始める |
| 次の動作 | 自由 | ターンから自分でゲームメイク |
| 意味 | 「止める」能力の象徴 | 「止めて自分から始める」進化形 |
つまりブラックホールトラップが「0にする技」なら、ゼロ・リセットターンは「0にしてから新しく始める技」と考えると非常にわかりやすいです。
ゼロ・リセットターンと普通のターンの違い
現実のサッカーでも、相手を背負った状態からターンするプレーは珍しくありません。
例えば、
- クライフターン
- ドラッグバック
- アウトサイドターン
- インサイドターン
- 足裏ターン
などがあります。
ゼロ・リセットターンが特徴的なのは、高速で飛んできたパスを完全に殺すトラップ能力と、反転動作をセットにしていることです。
普通ならトラップとターンを別々の動作として行います。
凪はその二つをほぼ一連の動作としてつなげることで、相手へ対応する時間を与えません。
0強制終了回転のやり方を現実的に再現するなら?
ゼロ・リセットターン自体は漫画的な名前ですが、技の動作は現実のサッカーでもかなり再現可能です。
ポイントは「トラップ→ターン」をできるだけ一つの流れにすることです。
STEP1:相手へ背中を向けてパスを受ける
味方に5〜10mほど離れた位置からパスを出してもらいます。
自分はゴール方向へ背中を向けて受けましょう。
STEP2:足元へ完全にトラップする
まずはボールを大きく動かさず、自分の足元へ止めます。
凪のようなゼロ・リセットターンでは、この「0にする」感覚が最も重要です。
STEP3:軸足をボールの横へ置く
トラップした瞬間、ターンする方向へ軸足を置きます。
右へ回るなら右方向へ体重を移せる準備をします。
STEP4:ボールを足元へ置いたまま一気に反転する
体を180度近く回転させ、ゴール方向へ向き直ります。
ボールを大きく蹴り出すのではなく、体の回転に合わせて足元へ連れていきましょう。
STEP5:前を向いた瞬間に加速する
ターンしただけで止まらず、そのままドリブルへ移ります。
トラップ→ターン→加速までを一つの動作にすることで、実戦的なゼロ・リセットターンに近づきます。
ゼロ・リセットターンを成功させる5つのコツ
①最初のトラップを足元へ止める
最初のタッチが大きくなれば、ターンする前に相手へ奪われます。
まずはボールを自分の足元30cm以内へ収めることを意識しましょう。
②ボールが来る前にターン方向を決める
トラップしてから「右へ行こうかな、左へ行こうかな」と考えていると遅れます。
パスが来る前に首を振り、DFの位置を確認しておきましょう。
③相手を背中と腕で感じる
相手を背負っているときは、目で相手を確認できません。
背中や腕への接触から、相手が右側・左側のどちらにいるかを感じることが重要です。
④低い姿勢でターンする
上半身が立ちすぎると、相手との接触でバランスを崩しやすくなります。
膝を軽く曲げ、重心を低くして回転しましょう。
⑤ターンした直後にスピードを上げる
DFをかわしても、その場で止まれば追いつかれます。
前を向いた瞬間に1〜2歩強く踏み出すことで、ターンが突破につながります。
0強制終了回転は現実でも再現できる?
結論からいうと、かなり再現しやすいブルーロック技の一つです。
もちろん凪のように、強烈なパスを一瞬で完全に殺し、屈強なDFを背負いながら高速で反転するには高い技術・身体能力が必要です。
しかし、
- 背負ってボールを受ける
- トラップで勢いを殺す
- 相手の逆へターンする
- 前向きでドリブルへ移る
という動作自体は現実のサッカーでも普通に存在します。
そのため、ブルーロックの超絶技の中でも「実際に練習して使える」タイプの技といえるでしょう。
ゼロ・リセットターンを再現するなら動画映えもしやすい
0強制終了回転は、再現動画との相性もかなり良い技です。
スカイラブハリケーンのような現実離れした必殺技とは違い、ゼロ・リセットターンは実際のサッカー動作に近いため、
- 原作の動きを再現する
- スローでトラップ部分を見せる
- 後ろ向き→反転→突破まで撮影する
- 普通のターンと比較する
といった形にすると技の特徴が伝わりやすくなります。
特に「ブルーロックの技は本当にできる?」というテーマなら、現実で成功しやすい部類なので再現企画にも向いています。
ゼロ・リセットターンとクライフターンの違い
現実のターン技として有名なクライフターンとも比較してみましょう。
| 比較 | ゼロ・リセットターン | クライフターン |
|---|---|---|
| 主な場面 | 背負ってパスを受ける | シュート・クロスを蹴る場面 |
| 最初の動作 | トラップ | キックフェイント |
| 特徴 | ボールを止めて反転 | 軸足の後ろへボールを通して反転 |
| 目的 | 前向きになりゲームを始める | 相手の逆を取って方向転換 |
どちらも方向転換する技ですが、ゼロ・リセットターンはトラップ能力を最大限に利用したポストプレー系のターンという点が特徴です。
ゼロ・リセットターンと五連式回天空砲蹴撃の違い
同じマンシャイン・シティ戦で凪が披露する代表技として、五連式回天空砲蹴撃(リボルバー・フェイクボレー)があります。
| 比較 | ゼロ・リセットターン | 五連式回天空砲蹴撃 |
|---|---|---|
| 技の種類 | ターン・ドリブル | シュート |
| 目的 | 前を向いて攻撃を作る | 相手をかわしてゴールを決める |
| 能力 | トラップ+フィジカル+判断 | 空中トラップ+ひらめき |
| 再現性 | 比較的高い | 極めて低い |
| 登場 | 第178話 | 第190話 |
この2つを比較すると、マンシャイン・シティで凪が目指していた方向性がよくわかります。
ゼロ・リセットターンでは自分からプレーを作ろうとする凪が描かれます。
一方、五連式回天空砲蹴撃では玲王との共闘によって凪の天才的なリアクション能力が最大限に発揮されます。
この違いは、その後の凪の「創造性」「再現性」という課題にもつながっていきます。
0強制終了回転が凪の成長を象徴する理由
ゼロ・リセットターンが面白いのは、単純に新技としてかっこいいからだけではありません。
これまでの凪は、優れたパスや状況へ天才的に「反応する」ことで強さを発揮してきました。
しかしゼロ・リセットターンでは、トラップ後に自分で前を向き、ピッチを見て次のプレーを考えています。
つまり、
- パスを待つ凪
- トラップする凪
- シュートする凪
から、
- 自分からボールを受ける
- 自分で前を向く
- 自分で状況を見る
- 自分で次の攻撃を選ぶ
選手へ変わろうとしているわけです。
ゼロへ戻すトラップは、凪自身がサッカーをゼロから作ろうとする姿とも重なっていると見ると、非常に印象的な技です。
0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)に関するよくある質問
0強制終了回転とは?
凪誠士郎が、ボールの勢いをトラップで0にした後、一気に反転してゴール方向へ前を向くターン技です。「ゼロ・リセットターン」と読みます。
0強制終了回転を使うのは誰?
凪誠士郎です。マンシャイン・シティでフィジカルと能動的なプレーを身につける過程で披露しました。
ゼロ・リセットターンは何話?
原作第178話「前向いていきまっしょい」で登場します。マンシャイン・シティ対バスタード・ミュンヘン戦で凪が使用します。
ゼロ・リセットターンは何巻?
第178話が収録されている単行本21巻で確認できます。
ゼロ・リセットターンのやり方は?
相手へ背中を向けてパスを受け、まずボールの勢いを完全に殺します。その直後に軸足を入れ替えながら体を反転し、ボールを足元へ置いたままゴール方向へ向きます。
ゼロ・リセットターンは現実でも再現できる?
できます。背負った状態からボールを止めてターンする技術自体は、現実のサッカーでも使われます。ただし凪のように高速パスを完全に殺し、相手を背負いながら一瞬で反転するには高いトラップ技術とフィジカルが必要です。
ブラックホールトラップとの違いは?
ブラックホールトラップは「ボールの勢いを完全に止める」こと自体が中心です。ゼロ・リセットターンは、そのトラップを利用してさらに反転し、自分から攻撃を始めるところまで含めた技です。
ゼロ・リセットターンは凪の新スタイル?
はい。マンシャイン・シティで凪が求められた「誰かのパスへ反応するだけではなく、自分からサッカーを作る」という新しいスタイルを象徴するプレーの一つです。
まとめ|ゼロ・リセットターンは凪が「自分から始める」ためのターン技
0強制終了回転(ゼロ・リセットターン)とは、凪誠士郎がボールの勢いを一度0へリセットし、そこから一気に反転して前向きになるターン技です。
原作では第178話「前向いていきまっしょい」に登場し、単行本では21巻に収録されています。
基本的な流れは、
- 相手を背負ってパスを受ける
- トラップでボールの勢いを0にする
- ボールを足元へ残す
- 一気に体を反転する
- ゴール方向へ前を向き、自分から攻撃を始める
というものです。
ブラックホールトラップが「ボールを止める凪」を象徴する技なら、ゼロ・リセットターンは「止めたあと、自分で次のサッカーを始める凪」を象徴する技といえます。
しかも技の動作自体は現実のサッカーでも再現可能です。
漫画の必殺技として楽しむだけでなく、トラップ・ポストプレー・ターンの練習としても参考にしやすい、『ブルーロック』の中では比較的実戦的な技といえるでしょう。
